Reborn-Art Festivalは東日本大震災で大きな被害を受けた、石巻や牡鹿半島を舞台にした芸術祭で、2017年の第1回に続く、今回は第2回目の開催です。関西からの遠征は大変でしたが、とても満足のいく内容でした。
鮎川エリア
石巻駅前でレンタカーを調達し、牡鹿半島の先端・鮎川エリアから巡りました。

かつて国民宿舎(?)があった土地を、ただ掘ってみたかったから、掘ってみたと言う作品。気持ちは分かります”笑 無心に掘ったらこうなるのか…

先ほどの穴を掘った先、白い砂利を敷いた遊歩道が続きます。その更に先には海、空。
小積エリア

現地の土を使った「泥絵」。

山の木々が朽ちていく様子のインスタレーション。
荻浜エリア

鹿の剥製を3Dスキャンして得たデータから制作されたとか。実はすごくでかい。

桃浦エリア


どこにあっても、氏の作品と分かってしまうし、馴染んでしまう。

MoWA (Museum of Wall Art)は防潮堤に寄り添うように建てられた美術館。東北の象徴となってしまった防潮堤(壁)に、壁に向き合ってきた作品が並びます。

太平洋とは反対側の日本海の海を繋ぐ - 座礁船を使ったインスタレーション。体育館一面に敷き詰められた砂と、音が海を感じます。

この地区に縁のある人々からインタビューし、自由研究のような物語として歴史を表現しています。会場は廃校になった学校の教室とプール。
2019/9/21