

長崎への旅、最終日は念願の池島炭鉱を見学しました。
長崎の中心市街地(長崎新地バスターミナル)から路線バスを2本乗り継ぎ、神浦港からフェリーでたどり着けます(遠い、けど長崎市内


池島港に到着すると、いわゆる団地や炭鉱施設がすぐに目に飛び込んできます。2002年に閉山しましたが、比較的近年で、多くの施設が今も残っており、100人ほどが住んでおられます。

長崎のまちあるきプログラム「長崎さるく」に参加し、午前中は炭鉱を、午後は島内を案内いただきました。


坑内へはトロッコに乗車して入っていきます。

閉山後、海外の技術者向けに実習していてた跡だそう。

池島炭鉱が開発されたのは、戦後になってからで、当初から大型機械を導入するなど、とてもシステマティックに事業化していました。

斜坑の出口ははるか先。

午後、島内をコミュニティバスに乗車してめぐります。このとき気づきましたが、五島列島の潜伏キリシタンの方々は、

昭和30年代のいわゆる階段室型住宅が建ち並びます。ほとんど緑に飲み込まれていますが、住んでおられる棟もあるそうです(案内してくださった方もそうらしいです…



現役時代の室内を再現されており、見学させてもらいました。祖父母の家がこんな感じだった気がします…


炭鉱施設は、屋根が落ち、日々朽ちています。

島内の売店で小休止。食事もできるそうです。


池島といえば8階建ての高層住宅!先ほどまでの階段室型を上下2段積み上げた、まさに魔改造な建物です。圧巻。
そんなこんなのツアーも4時間半歩いて、終了。またとない、いい経験になりました。



帰路は、西九州新幹線の開通により役目を終える、特急かもめに乗車しました。787系かっこいい!
2022/8/5