廃線跡の記録トークイベント in 十三

廃線跡の記録トークイベント

2013年7月14日(日)に十三・ヘブンズカフェにて開催された「廃線跡の記録 トークイベント」を拝聴してきました。

先日参加した「レトロな産業遺産☆鉱石の道編」で知り合ったドイテフ氏の紹介で、本イベントを知りました。廃線跡をテーマにしたイベントが関西で開催されるのは、珍しいそうで”笑

廃線に関する前知識は全くなかったですが、たとえ少し知っていたとしても、トーク内容は全くついていけなかったと思うほどに、かなりディープでマニアックでした。

前半は廃線跡の保存運動がテーマの中心で、後半は本当に一般の目にはとまらない廃線跡の事例紹介でした。

廃線跡の軌道をどうするか。駅舎を含めて公園にする、サイクリングロードにする、距離をごくごく短くして観光向けの列車を運行する・・・。活用の仕方は様々ですが、記録だけでなく記憶として残していく動きには感銘を受けました。なくしてしまうのは簡単だけど、残す選択ってのは厳しいものがありますから。

以下に気になった保存運動を掲載します。とくに片上鉄道は日帰りができる距離なので、一度足を運んでみたいところです。

  • 片上鉄道保存会(北海道)
    www.ne.jp/asahi/katatetsu/hozonkai/
  • ふるさと銀河線りくべつ鉄道(岡山県)
    business4.plala.or.jp/rikutetu/

あと書き残しておきたいのが、後半のテーマの中で取り上げられた、未成線についてです。廃線というと、それを利用した人々の記録なり記憶なりが残っているものですが、未成線は完成前に放棄された路線なので、そういった類いが残っていません。忘れ去られた路線です。正直かなりニッチな話題ですが”笑、不思議とロマンを感じました。

特に北海道で計画された名羽線は印象的でした。鉱山のための路線だったにも関わらず、閉山後も工事が延々と続き、ほとんど完成間近に放棄された路線です。しかも廃止されたのが昭和56年とつい最近。周囲に人家は全くなく、熊の生息地であるため夏期は立ち入れず、豪雪のため冬期も立ち入れず・・・何のニーズがあったんだかな路線ですが、そんな場所に巨大な土木構造物が残されている景色って、何か言葉で言い表せないものがあります。

そんなこんなのトークイベントを満喫してきました。個人的には着地型観光とかに興味があるので、実際に携わられている方々がどんな方なのか、お会いしてみたいところです。

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カテゴリー: 鉄道

作成者: きたけん

神戸出身&在住。大学では環境を学び、今はまちづくりに携わる。思い立ったらすぐに飛び出してしまう。